1月, 2013 のアーカイブ

ガンマ線バースト直撃は8世紀?

Posted in ブラックホール, 太陽系, 恒星 on 2013年1月29日 by けろけろ

このページは、「現逃の日々」のウェブサイトの、宇宙Newsのページです。全体トップへ戻るには、

PC 現逃の日々←をクリック。

スマフォ 現逃の日々←タップ

 

古い屋久杉の年輪からの分析結果から、強力な宇宙放射線にさらされ時期が
存在する事が日本の研究発表がありました。

屋久杉の特定の年輪に炭素14とベリリウム10が急増している事がわかりました。

これらの物質は、宇宙線が窒素原子と衝突して出来、通常より重い原子です。

しかし、ガンマ線バーストの直撃を受けたとしても、超新星爆発等の記録が残って
いても不思議ではない。

超新星爆発の記録は、世界中に残っている。
しかし、今回の時代には記録が無い。また、超新星爆発の残骸も観測されていない。

太陽風の影響も考えられるが威力が足りない。もし、太陽フレアが原因ならば、
オーロラ爆発がすごい事になる。そんな歴史の記録も残っていない。

考えられる犯人は、天体の衝突。ブラックホールや中性子星や白色矮星の衝突。

なんと、凄まじい現象でしょう。考えただけで脳がパンクしそうです。

これらの衝突が起きた時のガンマ線バーストは2秒ほどと計算されています。
しかし、強力です。

もし、天体の衝突によるガンマ線バーストなら、記録に残っていないのも説明がつく。
可視光線が無い場合もありうる。もちろん、光を発するとの意見もあるのですが、
時間が短い。長くて数日とみられます。

炭素14の計測から、ガンマ線バーストは、3000光年から1万2000光年の距離で発生
したものと考えられます。

もし、近場で起こっていたなら生物の消滅もありえたかもしれません。

数千光年で起こっていても、現在では電子機器に影響が出てパニックになるかも。
それほど強力なガンマ線バーストは、信じられないほどの破壊レーザーですね。

超新星爆発の時も、軸の方向にガンマ線バーストが出る事がわかっています。

光ですら、何千年、何万年かかる距離でも方向が運悪くストライクなら、
惑星を破壊したり、環境を激変させたりできるほどの破壊ビーム。

それが、ガンマ線バーストです。宇宙の何処かで、今日も発射されているのかもね。

d