12月, 2013 のアーカイブ

エウロパ表面に水上機と粘土鉱物

Posted in 太陽系 on 2013年12月18日 by けろけろ

 

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木星の衛生エウロパ。よくニュースにも登場するこの衛星。
分厚い氷の下に海があると考えられており、生命発見の期待が高い衛星です。

そんなエウロパの南極域の表面。なんと、水蒸気が見られる事が、
ハップル宇宙望遠鏡の分光観測でわかりました。
地表から噴出している可能性が高いそうです。今後の観測に期待されます。
確定されると、土星の衛星のエンケラドスにつづいて2つ目になります。

エウロパは、3日半で木星の回りを回っています。
木星から最も離れた時のみに噴出活動が観測されています。

エンケラドスと同じように、エウロパ表面にみられるひび割れから
でているのもで、木星から受ける潮汐力のえいきょうにより、
割れ目が開閉する事だと考えられています。

氷の下に海があるとの予想と一致する結果だと考えられています。

さらに、エウロパの表面には、「フィロケイ酸塩」と呼ばれる
粘土のような鉱物が見つかっております。
このような物質は、隕石の衝突によるものだと考えられていますが、
こうした小天体は生命に必要な有機物質も運んで来た可能性が高い事から、
生命発見の可能性が高まりました。

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