大質量星の形成に塩

 

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大きな恒星。ベテルギウスなど我々の太陽より10倍以上の質量を持つ恒星の最後は超新星爆発を起こす。

恒星は、宇宙の塵やガスを材料に誕生する。太陽程のサイズならば、原始星の周りを円盤状にガスが取り巻いて原始性の重力によってひきつけられ円盤に滞留し原始星へと流れ込んで行く事が分かっています。

大質量の恒星も同じと考えられるが、あまり分かっておりません。

大質量原始星の周りに見つかる様々な物質の中に塩化ナトリウムも見つかっております。塩が重要なツールである事が分かった。塩化ナトリウムは、円盤の中の塵が破壊される事で飛び出したと考えられています。

また、原始星の高温の水蒸気からの電波でも検出されています。

その塩の分子を観測する事で、大質量星の誕生メカニズムの解明が進む事に期待があつまっています。

また、我々の太陽も塵が蒸発する程の高温状態があった事が隕石の研究から分かっています。塩と高温の水などを手掛かりに熱い円盤の観測を進める事で、太陽系誕生時を探るヒントも得られる事も期待されています。

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