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太陽系の惑星の内側には岩石惑星が存在し、外側にはガス惑星や氷惑星など蒸発しやすい惑星が存在しています。
そんな中、惑星が2段階に分かれて形成された可能性が示唆されいます。
最近の研究により、原始惑星系の分析が進み今まで考えられていたよりも早い段階で惑星が形成され始める事がわかってきています。
太陽が誕生して20万年ほどで惑星が形成され始め、太陽系内の限られた領域での惑星の形成が起こった事を示す証拠が得られています。
そこで提唱されているのはスノーライン。恒星に近い領域では水が蒸発してしまう内側と水が凍る外側をわけるライン。
そのスノーライン付近の氷が、原始惑星系円盤の塵と作用し微惑星が内側に誕生。そして恒星と惑星系円盤の進化に伴いスノーラインも外側に移動。外側でも微惑星が誕生を始める。
太陽系の内側では、早くから惑星が形成され始めましたが終了まで長い時間がかかったと考えられ、外側では急速に終わりを迎えたと考えられています。
内側では揮発性物質が蒸発し、外側では揮発性物質を取り込んだまま進化した可能性がある事が示唆されています。
つまり、内側が先に形成を始め外側が後から形成を始めたのではないかと考えられています。
同じタイミングで同時多発的では無い可能性が観測結果から導き出されてきています。なかなか興味深いですね。