10月, 2021 のアーカイブ

ただようガス

Posted in 銀河系関連, 宇宙 on 2021年10月20日 by けろけろ

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銀河団。100個以上の銀河が集まった構造をしている銀河団。

銀河団では、銀河同士の間に1000万度の高温のプラズマが満ちており、銀河が銀河団の内部を動くと、高温のプラズマが向かい風となり銀河内の低温のガスが流され尾が出来る。この尾が過熱され水素がイオンになり再結合する時に光るので観測出来るようになる。

この尾の観測は、光を放つ状態がきわめて不安定で見えなくなる一時的に観測できる物。

ところが、はぐれ雲となずけられたこの天体は、一番近くの銀河から26万光年離れており、8000万年もの間、プラズマにもならず冷えもせず存在している事になる。これは、きわめて謎です。

注目を浴びたはぐれ雲は、観測の目が向けられた。

すると、さらに大きく広がった高温のガスの一部である事が分かりました。

そのはぐれ雲は、確かにしし座銀河団の中にあります。そして、一番近くの銀河が親でない事もわかりました。なので、8000万年よりもさらに長い間存在している事になり、親に相当する銀河も見つかっていません。

新たな謎が増えています。

この研究が進めば、銀河団や銀河の進化の理解が深まる事が期待されています。

しかし、しし座銀河団の驚きはすごいですね。全部銀河。
生命が地球にしかいないなんて、絶対ありえないですね。