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白色矮星。恒星の残骸。恒星の中心核の部分のみで星になっている状態。恒星がたどる進化の最終段階の1つ。
太陽のような質量が小さな恒星の最後は、白色矮星へと移行すると考えられています。質量が大きい時は、超新星爆発を起こします。
そのどちらとも言えそうな質量の恒星は電子捕獲型超新星を起こす、特殊なメカニズムで爆発するのでは?と東京大学で40年前に提唱されていました。
超新星爆発をおこすほどの質量の星では鉄のコアまで進みガンマ線を吸収して崩壊がはじまる光分解型超新星となります。
しかし、それより軽い恒星のコアには酸素・ネオン・マグネシウムがたまっています。ある程度たまると、マグネシウムやネオンが電子を捕獲する反応が始まります。狭い範囲につめこまれた圧力でコアを支えていた状態が崩れ始まます。
支えをうしなったコアは崩壊し、電子捕獲型超新星となるとかんがえられています。
その電子捕獲型超新星が発見されました。予想されていた理論予測と一致する超新星が存在する事に驚くほどの観測結果だったそうです。さらに、発見されたこの星は、山形県の板垣さんです。有名な方ですね。天体観測の。
研究はこれからも注目を集めるだけでなく、白色矮星になるのか電子捕獲型超新星になるのかの境目も研究が進むとわかる日が来るでしょう。
すごいですね。